ただいま!!!
戻ってまいりました東京へ。
大雪のニュースばかり聞かされていたけど、
私が帰ってきたら元に戻ったみたいね。
ちょうど一番寒い時期に南国にいたんだ、私。
ソロモンを出たのが13日午前2:00。
その前日からちょっと体がだるかったのよ。
友達に化膿した傷口を発見され(自分で気づけ!)、
そこからたぶん何かしらの菌に感染したんだろうねって言われて
抗生物質もらったの。
あ、もちろん彼女はお医者様ではないです。
ついでにTylenol Extra Strengthもくれた。1回2錠らしい。
抗生物質だけ飲んでブリスベン行きの飛行機に乗る。
そしてすぐにフリースを落としたことに気づく。
こんな体調の時にいなくならないで〜(涙)
もう飛行機の中だし、家で落としたか空港で落としたか
わからないし、どうせブリスベンもバンコクも真夏だよと思ってあきらめる。
しっかしこのソロモン航空の機内が寒い寒い。
もちろんブランケットなんてサービスはないし。
ソロモンで出あったオーストラリア人のAndrew(斜め前に座ってた)は
半袖すらない。だら〜んとしたタンクトップを1枚着てるだけ。
大丈夫か?と思いつつも体調の悪化に彼を気遣う余裕もなくなる。
帰国日用に持っていた長袖のシャツを着て眠りにつく。
3時間でブリスベンへ到着。
Andrewはやっぱり寒くて眠れなかったらしい。
彼とはここでバイバイ。
ここでの乗り継ぎは11時間あり、
街へ出て買い物でもしようと思ってたけど、今はただ寝たい。
トランジットホテルがあったら使おうと思ったのになかった。
しょうがないからゲート前の椅子で寝る。
何度か乗客と間違われて起こされつつも寝続ける。
寒い。異常に寒い。
エアコン使わない私がこの体調でエアコンガンガンの建物内に11時間・・・
あと9時間、6時間、とカウントダウンしつつしのぐが寒い。
熱が出たのかもと思ってTylenolを2錠飲む。
コレがいけなかった。
エアコンの寒さが悪寒に変わる。
持ってるもの全部着ても寒くて寒くて寝られない。
こんな時にフリースなくすし。
寝られないからターミナル内を歩き回り、
体をあたためようとする。んでも歩くのもダルい。
タイやソロモンの物価に慣れてしまった私には手が出ないと
一度はあきらめたフリースを買う。
ちょうどオーストラリアドル余ってたし。
40ドル(約3,500円)也。
日本の感覚たどメチャメチャ高いって訳ではないんだよね。
でもさ、なんだか悔しかったのよ。ここでフリース買うのが。
Australiaって文字とカンガルーの刺繍入りよ。
そんなフリースを空港で着ている私の姿を想像してみて。
笑えるでしょ?
んでも、このときの私は笑えなかったのよ。
その上からジャケット着ても、寒くて寒くて震えてた。
なんとかフライトの時間まで11時間持ちこたえ、
これで安心と思ったら大間違いだった。
飛行機の中ではさっきのTシャツ+長袖+フリース+ジャケット姿
のまま毛布を3枚かぶっても寒い。
これってなんだかヤバいんじゃないの?
機内食なんてとんでもない。内臓動いてません。
ひたすらお水を飲んで、
風邪薬くれるって言ったアテンダントさんにもらった解熱剤1錠飲んで、
寝られるだけ寝る。
多分、Tylenolを一気に2錠は強すぎたのね。
体温が下がりすぎちゃったんだと思う。
どこかの国の人が体調不良の時は何も食べないと言っていたのが一理ある気がした。
内臓でエネルギーを消耗しない分、
体調回復にエネルギーがわりあてられるのか、
バンコクに着くころには荷物持って歩けるようになっていた。
つらかったら予約していた前と同じ宿をキャンセルして
空港のトランジットホテルで寝ようと思っていたけど、
なんとか街までは出られそう。友達待ってるし。
ということでバンコクで1泊した後
翌朝の便で成田へ発ちました。
体調不良を理由にスカイライナーに乗ってしまった。
920円のぜいたく。
検疫ではマラリアの可能性があるので発熱が続いたら病院へ行きなさいと言われた。
でもね、ソロモンの友達が言ってたの。
ソロモンのマラリアはアフリカのと違って、
あまり命にかかわるようなことはない。
日本で言えばインフルエンザみたいなもんだって。
熱が出ると“マラリアかもしれないんで、会社休んで病院行きまーす”
という感じのノリらしい。
ま、ごはん食べられるようになったし、
いまコレだけ書く余裕があるから大丈夫でしょう。
ではそろそろ寝まーす。
ここで悩みがひとつ。
日本だと風邪ひいたときは菌の嫌がる湿度を高めるために
加湿器を使うとよいというけど、
私が何かに感染しているとしたら蒸し暑い熱帯の菌。
ということは乾燥したまま寝た方がいいのかなあ?
寝よ寝よ。