ただいま-3℃です。
これで雪が降っていなかったら、寒い寒いって文句を言うだけなんだろうけど
雪を見るとテンションが上がって、寒さも許せてしまう私は雪女?
電車で45分のところにあるコペンハーゲンの会議場では
明日までCOP15が行われていますが、
きっとその会場でも雪が降っているはず。
温暖化は政治家の作り上げたものだと主張しているグループは
大喜びだろうね。ほら、寒いじゃんて(笑)
個人的にはこのグループの一員ではないけれど。
今日でスウェーデン語のクラスが最後だったので、
みんなで朝ご飯を持ち寄り、終業を祝いました。
ほのぼのとしていいクラスだったわ。
これは高校レベルの1つ目のクラスでした。
正直、小学校卒業直後に高校レベルに入るのはちょっときつかった。
中学レベルに応募したのに、送られて来た案内は高校レベル。
これもきっと経費削減なのね。
無料の教育にはいい点もあるけど、困った点もいっぱい。
なるべくはやく卒業させたいんだろうな。
だからと言って、簡単に単位をくれるわけではないんだけど(苦笑)
はじまった時点で、みんな会話は普通にスウェーデン語だったし、
教科書は知らない単語だらけだしと、私にはレベルが高すぎると思い、
一つ下の中三レベルに下げようかと思うと先生に相談したところ、
アドバイスをもらい、結果的には、無事にクリアすることができた。
実は中三レベルも少し見学させてもらい、
そっちもいい先生だったんだけど、
なんとなくクラスに秩序がなく
教室が地下で暗いからやめた。
明るさって、この国ではとっても重要なやる気の素なのよ。
一番仲良くなったのは中国人M。家が同じ方面だったので、
よく一緒に自転車を漕いで帰った。
彼女は2児の母。旦那さんの仕事の関係でスウェーデンに来ている。
はっきりとは言わないけど、いろいろ話を聞いていると
どうやらとても裕福な家庭の出身らしい。
そりゃそうだよね。子どもが2人=国の援助は要りませんってことだもんね、中国では。
彼女のおばあさんは、公平な富の分配という名目で
多くの財産を国に納めなければならなかったらしい。
子ども達はその時代のことを学校で習い、
政府のやったことはすばらしいことだと思っているんだって。
彼女はおばあさんの愚痴を直接聞いていたから、複雑な心境らしい。
農村戸籍のこともそうだけど、隣の国なのに知らないことがいっぱいだな〜と思った。
年明けから始まる最後の(!)スウェーデン語クラスも同じ先生だということがわかり、
クラスメイトも半分位は同じになりそう。よかった。
無料の教育で、先生の質が悪いという話はたくさん聞くので、
私はラッキーだと思う。
昨日、雪の上を歩いてスーパーに行ったら
スウェーデン人は普通に自転車に乗っていたので
私も今日の通学時にチャレンジしてみた。
結果、転倒1回。
雪がたまったところで横滑りしてしまいました。
雪の上はやわらかかったのでケガなし。
ギアがちょっと曲がっただけ。直す必要もないくらい。
教訓: 雪の上で自転車を漕ぐ時に躊躇してはならない。
勢いをつけて、普段と同じように漕げば、
案外何もおこらないものだということがわかりました。
ほら大丈夫。
うちのお嬢さんを外に出してみた。脚が見えないから積雪15cmくらい?
追記: オバマさんは今日中に帰るらしい。ということで明日は
デンマークへの橋が閉鎖されることはない。
あとは、雪の影響がないことを願うのみ。